SEMINAR

「素粒子論的暗黒物質 -候補粒子と宇宙の構造形成-」(集中講義)

講演日:2016.03.28 (Mon)

講演者

鎌田 歩樹 氏 (カリフォルニア大リバーサイド校)

講演内容

宇宙の観測から暗黒物質(ダークマター)といわれる正体不明の物質の存在が示唆されている。 一方、ヒッグス粒子の発見により、ひとまずの完成を見た素粒子標準模型には暗黒物質として振る舞う粒子が含まれていない。素粒子標準模型を超えた物理模型が提案する候補粒子について概観し、その探査方法について説明する。 特にそれらの候補粒子が宇宙の構造形成に与える影響について詳しく議論する。
※宇宙論(赤方偏移、宇宙膨張則など) を学んだことのある学部生や院生の方を主な対象としますが、興味のある方は是非いらしてください。

開始時間及び場所

日時:
3月28日 
13:30-14:40 (素粒子論的暗黒物質I)
15:00-16:10 (素粒子論的暗黒物質II)

3月29日
13:30-14:40 (宇宙の構造形成)
15:00- (最近の話題について)

場所:31-501号室

問い合わせ先:kinoue*phys.kindai.ac.jp 井上開輝 (*を@)