FAQ

教職免許を取りたいのですが、教職科目を取るにはどのくらいの単位を取る必要がありますか? 理科以外の免許もとれますか?

A.

物理学コースでは中学校1種と高校1種の理科と数学の教員免許が取得できます。物理学専攻の理科教員数は極端に少ないですし、理科嫌いの生徒を無くすためにも、是非教員を目指してください。

取得しなければならない単位は以下のようになっています。

教職に関する科目:[中学校1種]31以上 、 [高校1種]31以上
教科に関する科目:[中学校1種]20以上 、 [高校1種]20以上
教科又は教職に関する科目:[中学校1種]8以上 、 [高校1種]8以上

詳しくはこちらを参照下さい。

ブラックホールや宇宙論など宇宙物理に興味をもっているのですが、どのような科目が開講されていますか?

A.

1年次に開講される「物理学最前線」や、3年次に開講される「宇宙物理学」、「相対論」で宇宙論やブラックホールの性質を学べます。また、大学院でさらに専門的に学ぶことも出来ます。過去の卒業研究テーマについては卒業研究発表会をご覧下さい。

高校で物理を履修していないのですが、入学後に勉強して授業についていくことはできますか?

A.

物理学コースですから、高校で物理学を履修することが原則ですが、何らかの事情で物理学を履修せずにコースに入学される学生さんもいらっしゃいます。本学では、基礎から改めて講義をしていますので、本人の努力しだいでは授業についていくことが出来ると思います。また、物理や数学の学習を支援するために、本コースでは「学習支援室」を設けています。

2年次や3年次に物理学コースに編入する方法はありますか? また、どのような手続きが必要ですか?

A.

他大学、工業系高等専門学校等からの編入

他大学等からの理工学部理学科物理学コースへの編入は理工学部編入学試験に合格する必要があります。原則として第3学年への編入になります。

転学科、転学部

近畿大学に1年以上在籍した者で、理工学部から理学科への転学科、また他学部から理工学部理学科物理学コースへの編入を希望する学生は、毎年度末に実施される選考試験に合格すれば許可されます。

転コース

近畿大学理工学部理学科の数学コース、化学コースの学生で物理学コースへの転コースを希望する人は、第2セメスター終了時に選考を行います。

いずれの場合も理工学部事務部に相談してください。

学費減免制度があるそうですが、条件はどのようなものですか?

A.

学費減免制度

4年生を除く各在学年次において、次の(1)~(3)の条件をすべて満たした成績優秀者には、次年度(次学年)の授業料・教育充実費を全額免除します。

(1)
修得科目の平均点が90点以上(自由選択科目・教職科目は除く)
(2)
TOEICのスコアが600点以上(申請時点で2年以内のスコアが有効)
  • 申請の際、学生証とTOEIC®のスコアシートをご持参ください
(3)
当該年の修得単位数28単位以上で進級となった者
  • 毎年度後期の成績通知書に平均点を記載して郵送しますので、条件に該当する学生は、理工学部事務部に申請してください。(申請書類は事務部カウンターで受け取ってください)
  • 学費減免申請締切日:翌年度4月11日(ただし、4月11日が日曜日の場合は、翌日まで)
  • 申請締切日の翌年度とは、授業料・教育充実費の免除を受ける年度を示します。

シミュレーションに興味がありますが、どんなことが学べますか?

A.

本コースでは、数値計算に必要な予備知識やプログラム言語を学んだ後、物理現象のシミュレーション技術を学ぶことができます。まず1、2年次に、C言語を用いた一般的なプログラミングやMathematica(数式処理ソフト)の使い方、数値計算を行う上での基本事項を学ぶことができます。また、3年次に専門科目で学んだことをもとに、物理(熱・統計力学や量子力学など)を題材にしたシミュレーション技術を学びます。4年次の卒業研究では、それぞれの研究テーマに合わせた物理モデルの解析や数値実験のためにシミュレーションを用いています。詳しくはシラバスを参照ください。

卒業研究の分野について教えていただけますか?

A.

本コースの教員の専門は多岐にわたっており、物性・素粒子・宇宙などさまざまな分野の中から自分の興味を持ったテーマの卒業研究を行えます。詳しくは卒業研究発表会研究紹介又は各教員のwebページを参照ください。