学部教育

最先端の物理学から、他分野の応用まで視野に入れた教育。

理学科物理学コースでは少人数教育によってキメの細かい指導を行い、社会の様々な分野において活躍できるような柔軟な発想力をもつ人材を育てることを目標にしています。まず1、2年次に開講される「力学I、II」、「電磁気学I、II」や「基礎物理学実験I、II」において、自然科学や科学技術の基礎となる古典物理学を習得します。その後、3年次の「量子力学」、「統計力学」、「相対論」において20世紀に発展した現代物理学の基礎を学習し、後期には各研究室で開講される「卒業研究ゼミナール」で、卒業研究に必要となる知識や技術をゼミ形式で学びます。さらに4年次に「卒業研究」を行い、学士論文を作成すると共に、中間発表会や卒業研究発表会でその成果を発表します。その他にも、1年次には物理学の最前線に関するトピックを多数の教員から学ぶ「物理学最前線」、2年次にはコンピュータによる数値実験で物理学を理解する「計算物理学I、II」、3年次には日本語や英語で書かれた科学論文を読み書きする技法を身につける「科学論文」などユニークな科目も用意されています。