NEWS

準結晶と不整合変調構造の性質を併せ持つ非周期結晶構造を発見

2024.07.18

  • 研究
東京工業大学 理学院 物理学系の松原虎之介大学院生、古賀昌久准教授、名古屋大学 未来社会創造機構 量子化学イノベーション研究所の高野敦志特任教授、豊田理化学研究所の松下裕秀フェロー(研究当時、現 公益財団法人大幸財団常務理事)、近畿大学 理工学部 理学科の堂寺知成教授らの研究チームは、準結晶不整合変調構造の性質を併せ持つ非周期結晶構造を発見し、超空間の枠組みの中で準結晶と不整合変調構造を包括的に記述できることを明らかにしました。
本研究成果は2024711日付(現地時間)の英科学誌「Nature Communications(ネイチャー・コミュニケーションズ)」オンライン版に掲載されました。本研究は本物理学コース ソフトマター物理学研究室 中蔵丈一郎卒院生らの発見した近似準結晶(2019年のNature Communications」掲載)の発展となっています。
詳しくは本学プレスリリースをご覧ください。