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世界初!2種類の超流動体の界面模様の形成機構を解明

2021.08.20

  • 研究
近畿大学理工学部(大阪府東大阪市)理学科物理学コース准教授 笠松健一、大学院総合理工学研究科博士前期課程2年 小久保治哉、大阪市立大学大学院理学研究科(大阪府大阪市)数物系専攻および南部陽一郎物理学研究所 講師 竹内宏光らの研究グループは、流体の粘性が消失した超流動体を想定して、流体力学において基本的な不安定現象である「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性」の解析を行い、流体の速度と界面の厚さに依存して様々な界面模様が形成されることを世界で初めて明らかにしました。本件に関する論文が、令和3年(2021年)8月14日(土)に、アメリカ物理学会が発行する学術雑誌"Physical Review A"に掲載されました (https://doi.org/10.1103/PhysRevA.104.023312) 。また、アメリカ物理学会刊行のオンラインマガジン"Physics Magazine" に、ニュースとして取り上げられました (https://physics.aps.org/articles/v14/117)。詳細は本学ニュースリリースをご覧ください (https://newscast.jp/news/2247605)。