: クーロンの法則
: 電磁気学I
: 電磁気学I
目次
電荷に働く力
電荷を担うものは、電子(負電荷)や陽子(正電荷)と呼ばれる素粒子である。
素粒子には、中性子という電荷を持たない粒子もある。素粒子には様々な種類の
ものがあるが、寿命が長くて物質を構成していると言える「素粒子」は上記の3
種類である。
電子と陽子は符号が逆で大きさが全く等しい電荷を帯びている。その大きさ
を
電気素量といい、
である。アインシュタインによって、質量が変化することが分かった。しかし
ながら、電荷の総量が保存されない例は存在しない。従って、電荷は素粒子の
持つ最も基本的な性質の一つと考えることができる。
電気現象と磁気現象は最初全く別の現象と考えられていたが、両者が結びついた
現象が知られるようになり、現在では電磁気現象として理解されるようになって
いる。エレクトロニクスの講義ノートを参照のこと。
本講義ではSI単位系を用いる。参考書の単位系(MKSA単位系)とは異なっている
部分もあるので注意すること。
Administrator
平成25年7月6日