Lectures
過去、及び現在の講義ノートをここにまとめます。
講義ノートは
pdf(Acrobat Readerで閲覧可)です。
- 基礎ゼミ
紙飛行機を作りながら、飛行機が飛ぶ原理を考えます。ここで行うのは
観察 -> 仮説 -> 検証 -> 実験 -> 観察......
という物事の理解に至る過程(アプローチ)を体験することです。このようなアプローチを無限と思えるくらい
繰り返して、学問は発展してきました。また、
他者に自らの考えを示し、また他者の考えを聞き、それを自らの考えに反映させる
という基本的な議論の方法についても学びます。
以下の動画ファイルは、平成22年に作製した発泡スチロール製の
飛行機の飛ぶ様子です。
- 初修物理
講義ノートを公開します。
- エレクトロニクス
ほとんどの測定は種々の物理量を電気信号に変換し、電気回路を用いて信号に加工を施してから測定します。
従って、実験を行なう上でエレクトロニクスの基本的な理解は必須となります。
教科書「理学系学生のためのエレクトロニクス入門」(ISBN: 978-4-7806-0734-5)を出版予定です。
章末問題の解答を公開します。
- 電磁気学
講義は----長岡 洋介(著) 物理入門コース3,4「電磁気学I,II」 岩波書店---- をベースにしています。
講義ノートを公開します。
- 固体物理学
講義は「遍歴する電子」(長岡洋介著、産業出版)を元にしています。
この本は絶版となっているようですので講義ノート
(~500 kB)を作りました。
- 熱力学
講義は----久保 亮五(編) 「大学演習 熱学・統計力学」 裳華房---- をベースにしています。
講義ノートを作りました。
また、練習問題の解答も作りました。
- 物理学実験 I
実験を行う上で不可欠なエレクトロニクスに関して実習を行います。まずは、
よく使われるオペアンプに関する講義(ノート)
の後に基本的なオペアンプ回路の特性を測定します。
また、gnuplot(プログラム本体と解説書)
を使ってグラフを描く練習も行います。gnuplotはフリーのプログラムですから活用して下さい。
- 卒研ゼミ
メンバーによって行うことを変えます。簡単な英語の本を読むことが多いですが、
マイコンのプログラムや数学の勉強をしたこともあります。
- 卒業研究
卒業研究では、各個人がテーマを決めます。興味を持てない卒研を行うことは苦痛だろうと思いますから。
ただ、まったく自由だと困ると思いますので、以下のテーマを第一に検討してください。
卒研を頑張る人に対して援助は惜しみませんが、あまり頑張らない人に対して強制することは行いません。
ただし、卒研は卒業する上での必修科目ですから、ある程度のことは行ってもらいます。
- 3次元プリンタ
- NMR
- マイコンのプラグラミング
- レゴを使った実験装置製作
- エレクトロニクス(回路)
- 量子情報
以下に、私が研究を行う際に心がけていることをリストします。できたら、卒研も同様な考え方でテーマを決めて下さい。
- 他者のまねをしない。研究者が多い分野の研究は行わない。
-> 超低磁場NMR装置の開発や学生実験用装置の開発
- 境界領域での研究を行う。
-> NMRと量子情報や実験と理論の境界領域
- 異分野の融合を試みる。
-> おもちゃ(レゴなど)による実験装置の開発
- アイデアを得るために、広い分野に興味を持つ。
Others
その他の講義に関する資料は
1,
2,
3
を参照してください。