: 複素インピーダンス
: 微分方程式と基本回路素子
: 実効値
目次
電気振動
下図の回路でキャパシター
に電荷
を蓄えた後、スイッチS
を閉じる。この時、回路に流れる電流を
とすると、
である。ここで
は
各瞬間においてキャパシターに蓄えられている電荷である。
回路を一周する時の起電力の総和は
である。
特に
の場合は
となるから、電荷
は
の単振動を行う。また、抵抗がゼロでない場合の解は
であり、減衰振動を行う。ここで、液体中の単振り子と比較すると
コイルが「慣性」の、キャパシターが「復元力」の役を
担っていることが分かる。抵抗はもちろん「抵抗」の役である。
Administrator
平成25年1月3日