:
指数関数
:
正則関数
:
複素関数の微分
目次
コーシー・リーマンの関係式
複素関数
(ただし
)が
で正則である ならば、
(2.2)
(2.3)
が
で成り立つ。これをコーシー・リーマンの関係式と言う。
証明
が
の場合を考えれば、
同様に
が
の場合を考えれば、
微分可能であるためには、両者は実数部分と虚数部分がそれぞれ等しくなる必要 があるので、コーシー・リーマンの関係式が得られる。
また、コーシー・リーマンの関係式を満たしていれば、微分可能になる ことは容易に理解できるであろう。
Administrator 平成25年1月3日