計算のための物理定数

信号強度の推定は電磁気学IIで学ぶことの応用の良い例になっている。 実際に数値計算を行なう場合、以下の物理定数 ^12.1 が必要である。

表 12.1: 重要な物理定数。

プランク定数	$\hbar = 1.055 \times 10^{-34}$ Js
ボルツマン定数	$k_B = 1.38\times 10^{-23}$ JK$^{-1}$
真空の透磁率	$\mu_0 = 4 \pi\times 10^{-7}$ NA$^{-2}$
水素の磁気回転比	$\gamma_H = 2 \pi \cdot 42.58\times 10^6$ s$^{-1}$T
アボガドロ数	$N_A = 6.02 \times 10^{23}$ mol$^{-1}$
銅の抵抗率	$\rho_{\rm Cu} = 1.7 \times 10^{-8}$ $\Omega$m

また、地球磁場による磁束密度は$47~\mu$Tで、 そのときのプロトンのラーモア周波数 $\omega_H = 2 \pi \cdot 2 \times 10^3$ rads$^{-1}$ ^12.2である。

また、物理量はすべてSI単位系の下に記述する。