: 電位
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質点が位置
に依存した力
の下で、
ある基準点AからP点までゆっくりと(加速度を生じないように)移動する
場合を考える。このような移動の際、外部からその力
と
大きさがほとんど等しく、逆向きの力を加えないといけない。従って、
点Pまで移動する際に外から与えなければならない仕事
は
である。もしも、
が途中の経路によらず、位置Pのみの関数である
場合に、
は保存力であるという。
この保存力の下で、二つの経路
を通って基準点Aから点Pに
達する場合を考えよう。保存力の定義より、
となる。書きかえると、
と
の経路は基準点Aから点Pを通って
基準点Aに戻る経路であり、閉曲線になる。その閉曲線を
であらわすと、
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(2.14) |
となる。
保存力の場合、位置
の関数
を定義して、
とすることができる。これは
から導かれる。
: 電位
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Administrator
平成25年7月6日