図1.3のような直交した3つの軸に平行な3つの単位ベクトル
によって、
任意の3次元ベクトルが
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(1.1) |
をそれぞれ右手の
人差指、中指、親指に対応させるとき右手系の座標系を選んだと言う。
を数の組で
ベクトルが位置ベクトルならば
は長さの次
元を持つ量であるし、力を表すベクトルならば各成分は力の次元を持つ量である。
ベクトルの大きさは
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(1.2) |
物理ではある物理量に対してよく使われる記号がある。
例えば、位置ベクトルに対しては、力に対しては
、速度に対
しては
などである。また、ベクトル量とスカラー量を明確に区別する
ためにベクトルには必ず矢印
を用いる。