: 複素数の復習II
: ダイナミカルシステム
: 線形時不変システムとしての電気回路
目次
電子回路は数学的には「有向グラフ」によって表現できる。
具体的には「節点」とそれらを結ぶ「向きを持つ枝」の集まりである。
回路には圧変数と流れ変数が定義されている。
圧変数と流れ変数の間の関係を枝が決定している。このような有向グラフは
電子回路だけでなく、様々な分野に応用できる。例えば、熱の流れ解析が
挙げられる。用水路における水の流れなども典型的な例である。
電気回路の場合、圧変数は電圧で流れ変数は電流である。圧変数と流れ変数の
間の関係を抵抗、コンデンサー、コイルなどが決定している。
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平成25年1月3日