next up previous contents
: ダイナミカルシステム : 交流回路における コイルとコンデンサー : 複素インピーダンスの意味づけ   目次

問題

問題6.1

6.3のような回路の各抵抗に流れる電流を

  1. キルヒホッフの法則
  2. 重ね合わせの原理
を用いた二通りの方法で求めよ。ただし、$E_1,E_3$ $E_i(t) = E_{i,0}e^{i\omega_i t}$とする。

図 6.3:
\includegraphics[width=4cm]{ex_ac_circuit_1.eps}


===== 解答 =====

問題5.1の解答で、 直流回路の抵抗をインピーダンスに、直流電源を交流電源に置き換えれば良い。

問題6.2

6.4のようなホィートストン・ブリッジを 考えよう。$R_5$の両端の接続点を端子対と考えて鳳-テブナンの定理を 適用せよ。交流起電力は $E = E_0 e^{i\omega t}$とする。

  1. $R_5$の抵抗が無限大の場合、その両端にかかる電圧を求めよ。
  2. 電源を短絡した場合、$R_5$からみた回路の合成インピーダンスを求めよ。
  3. $R_5$に流れる電流を求めよ。

図 6.4:
\includegraphics[width=4cm]{ex_ac_circuit_2.eps}

===== 解答 =====

問題5.2の解答で、$R_1, R_2, R_3$をそれぞれ $i \omega L_1, (i \omega C_2)^{-1}, (i \omega C_3)^{-1}$に置き換えれば 良い。



Administrator 平成25年1月3日