物理学コース概要

物理学は未来を開く鍵。

(1) 森羅万象:素粒子から宇宙構造まで -
科学・工学の基礎として、人類の豊かな未来を支える物理学

人類は知性を獲得すると共に、この世の「森羅万象」の一つ一つに「なぜだろう」という素朴な思いを持ってきました。その真理探究の歴史と共に自然科学が次第に学問として体系付けられ、物理学もその一つの柱として大きく発展してきました。

従来、物理学は数学、化学や地学・天文学と密接な関わりを持ちながら発展してきましたが、その間に、電気・電子、機械、土木、原子力などの種々の工学を育んで、現代の産業や私たちの日常生活を支えてきました。

物理学は、実社会に役立っていないのではないかといわれることが、しばしばあるかと思いますが、それは間違いです。例えば、今日の電気・電子・エレクトロニクスに支えられた実生活は、主に19世紀に発展した電磁気学や20世紀初頭に発展した量子力学(勿論他の成果も密接に関わり合いながら)に依っています。

今後はさらに、生命科学、バイオテクノロジー、人工知能、情報科学、エネルギー・環境科学、ナノテクノロジーなどの最先端科学技術にも、物理学が重要な役割を果たしていくものと大いに期待されます。

物理学コースでは、多彩なスタッフを取りそろえ、これらの各分野に対する最先端研究を進めています。

探求するこころ―素粒子、物質、生命、宇宙―

(2) 物理学コースにおける教育 - 自然界のあらゆる現象を理論と実験で探求

物理学コースでは、物理学を私たちの住む極めて広大な宇宙(自然界)の基本的手段として捉え、素粒子という極微小の世界から宇宙という最も大きな世界まで、あらゆる自然現象を取り扱います。そしてそれらの根本原理を研究し、その成果を実社会へ還元していきます。現代的な研究方法には、理論と実験の2つの手法がありますが、これらはいわば「車の両輪」に例えられるべきものであり、自然界の正しい理解と応用のためには、両者の密接な連携が不可欠です。

本コースのカリキュラムでは、両者のバランスに配慮して各科目を配置し、また実験・実習や演習・解法科目に重点を置いています。これらにより、「理論的考察」と「実験的検証」という現代科学的問題解決法を実践的に身につけ、また思考の柔軟さを養うことを目標とします。そして今日の変化の激しい時代にあって、柔軟な対応能力を培って様々な応用分野においても活躍できる人材の育成を目指します。

物理学コースでは基礎的な力学、電磁気学、熱統計力学、量子力学を柱として、最先端の内容を含む4年次の専門的科目が理解できるように各科目が配置されています。また実験・実習科目や演習・解法科目を多数用意して、学生各人の興味や目的に合わせて様々な選択が出来るように工夫しています。またこれらを通じて実践的な能力を養うことも目標とします。

第1から第4セメスターでは、物理学の根本の力学、電磁気学、古典物理学から現代物理学への橋渡し役をなす近代物理学、IT時代を生き抜く上で不可欠な情報処理を重点的に学び、第5と第6セメスターでは、現代物理学の基盤をなす、量子力学、熱統計力学、相対性理論などを学びます。一方、物理学実験では、物理学の理解を深めながら基本的な実験方法や技術を習得します。実験技術・方法に関する講義も用意されています。その他、現代科学に欠かせない計算物理学も開講されています。第7、8セメスターでは現代物理学Ⅰ~Ⅳにおいて、各分野の専門的かつ最先端の物理学に迫ります。また卒業研究で研究の一端に実際に触れながら、総合的創造的学習を行います。

また物理学だけではなく、コミュニケーション技術(国語力や英語力)の獲得や社会的倫理観の確立など、均衡のとれた良き社会人として活躍できる人材の育成を目指しています。更に、勉強を深化させたい人のためには、大学院への進学ができるようになっています。一方、教職を目指す人のためには、別途サポート体制も充実しています。

これらを通じて、多彩な教授陣とのコミュニケーションを図りながら、現代社会に役立つ人材の育成を目指します。

沿革

沿革
沿革
2002年、近畿大学創立以来歩んできた歴史ある「数学物理学科」から、新生「理学科」に生まれ変わりました。
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物理学コースパンフレット
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